2011/03/20

2011年3月11日

この度の震災におきまして、皆様のご家族、ご友人はご無事でしょうか。
リヨンリヨンへも、スタッフの安否を気遣うメール、
応援や激励の電話、FAXなど多数頂いており、心より感謝申し上げます。
お陰様で、リヨンリヨンスタッフ一同とその家族、親しい友人も
全員無事で、避難所生活を強いられることもなく、
多少の不便はあっても元気に自宅で過ごしております。
物流全般が復旧するまでは、通常業務の再開が困難となっておりますが、
そう遠い日のことではないと信じて、皆で少しずつできることに着手しております。

さて、報道等でご存じのように、この震災で東北地方は
これまでに日本が経験したことのないような大惨劇に見舞われてしまいました。
私達の住む宮城県仙台市でも、3月18日現在、全体で約38万と言われる避難者のうち
21万人が、ライフラインも復旧しない、非常に困難な避難所生活を送っています。
ここ数日は、朝晩の冷え込みもまだ厳しく、
最低気温が氷点下になることも珍しくありません。
物資がなかなか行き渡らない中、
我が子に十分な栄養や暖房、清潔な衣類を与えられない親たちが、
ここからほんの十数キロ離れた各避難所に大勢いると思うと、本当に胸が痛みます。

ガソリンの供給不足などの為、私達も自由に身動きが取れない状態ですが、
全ての復旧作業の進行に伴い、リヨンリヨンとしても
なにか被災地のサポートができるよう、できることを準備しております。

安否不明の家族が、少しでも多く、一日でも早く再会を果たせますように。

避難所生活を送る人々が、せめて食料や暖房、
お風呂、トイレなどで困らない環境になりますように。

どうかこれからも、皆様から被災地へ向けての応援を続けていただけます様、
仙台のリヨンリヨンから、改めて心よりお願い申し上げます。